ニゾラールと並行して行う治療とは

ニゾラールとは真菌を殺菌し、真菌が引き起こす症状を治療する薬品になります。カンジダ症、水虫、ニキビなど、真菌が元となっている症状に効果があり、また脂漏性皮膚炎にも効果があることが分かっています。脂漏性皮膚炎は原因が不明な病であり、ステロイドなど他の皮膚炎に用いられる治療薬では効果が薄いことが知られています。ニゾラールはその脂漏性皮膚炎に最も効果的な医薬品であり、多くの医師が処方する治療薬となっています。
ニゾラールはステロイド薬でないために即効性は低いとされ、医師の診断にもよりますが、一日二回の塗布を一か月から二か月程度続けるのが一般的な治療法とされています。長期的な使用となりますが、強力な分副作用のリスクも考えられるステロイド薬に比べ、副作用のリスクが低いとされているニゾラールは長期的な使用にも耐える治療薬となっています。また塗り薬であるために、内臓など体内に与える負担もなく、ある程度安心して使用することのできる医薬品とされています。
しかし、ニキビ治療などにニゾラールのクリームタイプを使用する場合、まれにではありますが、肌荒れなど副作用が見られる可能性があります。普通の人が使用する分には問題は少ないと考えられますが、敏感肌など肌があまり強くない人は肌へのダメージが通常の場合に比べて大きくなる可能性があり、またニゾラールは長期的使用が推奨されるといった性質もあるため、敏感肌の患者はより肌荒れが見られることがあります。そうした症状が見られた場合、医師の診断を仰ぐと同時に、ニゾラールに頼らない治療を試みることも必要になります。ストレスの回避、睡眠時間の確保など、生活習慣を見直し、真菌が活動しにくい環境を作ることが、並行した治療として必要なことになります。

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