ニゾラールとルリコナゾールは薬価は

ニゾラールの成分はケトコナゾールであり、ケトコナゾールとルリコナゾールはどちらも抗真菌薬です。
抗真菌薬には真菌の増殖を抑える作用があるものと真菌を退治するものがあるのですが、この二つの成分はどちらもイミダゾール系と呼ばれている抗真菌薬に属しています。
真菌というのはカビの事であり、白癬菌やカンジダ菌などが真菌に属しています。
日常生活の中で皮膚に感染する可能性が高いのは圧倒的に白癬菌であり、白癬菌が足に感染したものが一般的によく知られている水虫です。
また、白癬菌は足にだけ感染するものでは無く、身体に感染した場合は体部白癬、爪に感染した場合は爪白癬などというように呼ばれています。
ニゾラールの成分のケトコナゾールとルリコナゾールはどちらも抗真菌薬とは言いますが、成分によってもどの真菌に対して有効であるのかは全く異なっていて、白癬菌に対するMIC、つまり最小発育阻止濃度はルリコナゾールの方がケトコナゾールよりも圧倒的に小さく、つまり、より薄い濃度で白癬菌の増殖を抑える事が出来るという事になります。
白癬菌に対する抗真菌薬はこの他にもいくつかありますが、MICの値は効果が高いものと低いものとでは1000倍近い差があるので全く効果が異なってきます。
ケトコナゾールとルリコナゾールの薬価を比較してみると、製品によっても違いはあるもののルリコナゾールの方が薬価が高くなっているので費用は掛かってしまいますが、説明したように白癬菌に対する治療効果は圧倒的にルリコナゾールの方が高くなっています。
一方ケトコナゾールは抗真菌薬と言っても最も一般的に皮膚に感染しやすい白癬菌に対しての効果は弱く、カンジダ菌に対しては効果が高くなっています。

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